レンタルサーバーを蝕むパワーユーザー

レンタルサーバーの参入障壁を考えた乗り換えをしよう!
格安のレンタルサーバーを使っていたら、自分の作ったサイトを見れなくなって驚いたことがあったり、検索順位が軒並み下がったことはありませんか?
借りやすい、コストパフォーマンスの高いレンタルサーバーは、「荒らし」の標的になりやすいのです。筆者も年間2400円で借りていたサーバーから本命のサイトを乗り換えたものです。1度だけならまだしも、何度も自分のサイトが見れないと、さすがに乗り換えを検討しました。
検討した結果、ワンランク上のレンタルサーバーを選ぶのがいいと判断しました。そのサーバーとは…。
レンタルサーバーの乗り換えに至った原因は?

レンタルサーバーを乗り換えずに済む3つのポイント
レンタルサーバーを乗り換える理由が、サイトを順調に運営した結果、サーバーの容量が足りなくなったというものでなかったとしたら、 乗り換える手間を省くために3つのポイントに注意するといいでしょう。
まず、「参入障壁」です。格安の借りやすいレンタルサーバーは、ユーザーが集中します。特にそのなかに、CGIを使えるサーバーが存在する場合、「パワーユーザー」の存在を考えないといけません。
パワーユーザーとは、CGIやツールに詳しく、一般利用者の水準をはるかに越えた運用をする人物のことを指す、と当サイトでは定義します。この連中は、1週間で100サイト、1ヶ月で1万サイトなどといった膨大な数のサイトを平気で作成してきます。
コンテンツの充実したサイトならよいのですが、そうではありません。ネット上のサイトAとサイトBから適当に文章を抜き出して合体させ、自分のコンテンツにしてしまう。あるいは、特定の文章を別の文章へ変換してサイトを作成する。プログラムで自動化しているので、こんなことが可能なのです。もちろん、人間に読んでもらうことなど目的としていません。スパム行為の一種です。
するとサーバーに負荷が掛かって、回線が重くなり、サイトを閲覧することすらできにくくなりがちです。
こんな目に遭わないためには、「多機能性・コストパフォーマンスを優先し過ぎない」ことです。
ドメイン移管サービスをうっかり利用した悲劇

ドメイン移管サービスとは、別会社でドメインを管理してもらっているときに、自分のころでドメイン管理を乗り換えてもらえれば、安くしますよというサービスのことです。
年間950円のドメイン管理料が必要なら、乗り換えた年だけ半額以下で管理してくれるところもあります。そして、たいていレンタルサーバーの貸し出しなどのサービスも付属して行っているものです。
こうしたドメイン移管のサービス期間だということで別サーバーに乗り換えてしまった結果、頻繁にサーバーダウンする、CGIの動きがおかしい、回線が重くてページの表示に時間が掛かる……などの思わぬトラブルに巻き込まれるケースがあります。
すると、ドメイン料金どころの被害額にはおさまらないので、使用しているサーバーが快適であれば、わざわざ移管することもないでしょう。
選んで無難なレンタルサーバーとは?

現在、筆者が本命サイトの運用として利用しているのがエックスサーバーです。データベースやCGIが使えるのはもちろん、ワードプレスであろうがMTであろうがブログも作成できます。
操作が簡単で、説明書などまともに読んだことがありません。それでもトラブルなく運用できています。
なによりブログを作成するときの手間が、とんでもなく軽減されました。ボタンをひとつ押せばいいだけです。
何百ものファイルをFTPでアップロードしていたころとは隔世の感でした。
無制限のマルチドメインに対応しているので、ドメインの数に気にせずサイトを作ることができます。
レンタルサーバーを選ぶときには、3つのポイントに注目する必要があります。
1.参入障壁
2.パワーユーザーの存在
3.多機能性・コストパフォーマンスを優先しない
この3点です。何だか逆説的なことを言っているようですが、結局、現在この考えに基づいてレンタルサーバーを借りることにしています。
検索エンジン対策(SEO対策)の本を読んでいたら、スパムサイトと検索エンジンの争いについて、トピックが散見されました。その内容たるや唖然とすればいいのか、どうして建設的な方向へ頭を使えないのかと疑問を投げかけるようなことばかりでした。背景色と同一色の文字で検索ワードを羅列したり、リストボックス内に検索ワードを羅列して、そのリストボックスの窓を数ミリの大きさにしておく、スタイルシートを駆使してブラウザの画面外に検索単語を羅列して見た目は普通のサイトに見えるようにする……。検索エンジンの戦いは今も続いています。
さて、このことがレンタルサーバー選びにどう関係してくるかといえば、使用限度を超えたCGIの使い方をするサイトオーナーと同一サーバーになる恐れがあるからです。ここで、レンタルサーバーの参入障壁の問題が出てくるのです。無料でメールアドレスひとつで開設できるホームページやブログは、おかしなサイトがたくさんあります。月間利用料が数万円もするレンタルサーバーでは、そんなサイトの存在を聞いたことはありません。わざわざ高い利用料を支払ってスパムサイトなど作らないからです。つまり、初期費用や利用料金といった金額も参入障壁のひとつになっているのです。
次に、パワーユーザーの存在を認識せねばなりません。パワーユーザーとは、CGIやツールに詳しく、一般利用者の水準をはるかに越えた運用をする人物のことを指す、と当サイトでは定義します。この連中は、1週間で100サイト、1ヶ月で1万サイトなどといった膨大な数のサイトを平気で作成してきます。
コンテンツの充実したサイトならよいのですが、そうではありません。ネット上のサイトAとサイトBから適当に文章を抜き出して合体させ、自分のコンテンツにしてしまう。あるいは、特定の文章を別の文章へ変換してサイトを作成する。プログラムで自動化しているので、こんなことが可能なのです。もちろん、人間に読んでもらうことなど目的としていません。スパム行為の一種です。レンタルサーバーのCGIには使用制限が課せられているものですが、パワーユーザーは歯牙にもかけません。24時間、延々と動かし続けるのです。結果、サーバーダウン、障害発生となります。同一サーバーでサイト運営していた方は、自分のホームページが表示されない、重い、といった体験をすることになります。
パワーユーザーはサイトの量産を目標に掲げていますから、参入障壁の低いレンタルサーバーを狙う傾向があります。本格的にサイト運営をしたかったら、独自ドメインを取得して、そこそこ参入障壁のあるレンタルサーバーでサイト展開するべきです。まちがっても提供サブドメインで作成できる無料サーバーで作るべきではありません。利用規約が毎年のように変わっていることからも、明らかです。
一般にレンタルサーバーを選ぶ場合、多機能の方が優れている、そして安いところ、つまりコストパフォーマンスの優れたレンタルサーバーを選びがちですが、この選び方はよく考えた方がいいです。むしろ、サイト運営に必要のない機能のないレンタルサーバー、見ようによっては不便な部分のあるレンタルサーバーを選んだ方が、サーバー障害もなく運用できた、といったことが多いのです。多機能であれば、ホスティングサービス側のサポートも大変でしょう。まともに機能しないツールを付けているところもあるので要注意です。